さて、話を戻します。
今回からは「薬剤師とは何なのか?」について書こうと思います。
古来より日本はその地理的な影響により
東洋医学の流れを受けておりました。
東洋では薬が医療の中心であったので
医師と薬剤師の区別という物はほぼありませんでした。
一方、西洋では1240年頃フリードリヒ2世によって
医師が薬局を持つことを禁止した法令が交付されました。
これが医薬分業と薬剤師の起源であるといわれています。
この法令によって処方と調剤を分離し、
フリードリヒ2世自身の暗殺を防止することが目的
だったという説が有力だそうです。
そして今日、この西洋的な医薬分業が発展して
現在に至っているという訳です。
今のご時世、王様の暗殺計画なんて物はまず有りませんが、
医師の処方と薬剤師による調剤を分離する事については
さまざまなメリットが有ります。
続きは次回に。
すいません、ちょっと風邪気味なので早めに寝ます。
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