やってきました2010年。
正月はなんやかんやと忙しく墓参りやら
親戚一同の宴会で疲れたクマです。

さて、今年からは薬学生の長期実習が始まります。
私、実務実習認定指導薬剤師でして、簡単にいうと、

「薬剤師の卵を薬局で教育する係」です。

この認定指導薬剤師になるには、ある一定の必修単位がありまして、
長いスパンを掛けてこの認定資格を取りました。
これがないと、薬学生の実習を受け入れる事が出来ませんからね。

薬局での実習は何と2.5ヶ月。
なかなかの期間です。しかも教えるべき事は盛りだくさん。

今から準備はしているのですが、
日々の業務と、子育て生活で、ただでさえ一杯一杯なので
睡眠時間を削ってやるしか有りません。

大体、深夜1時ぐらいに寝て、朝は7時ちょっと前に起きます。
日によっては深夜3時前まで思わず作業してしまう事も有ります。

睡眠不足にももう慣れました。
子供が小さい時に夜泣きで寝られなかった事を思うと
今は全然楽な方です。あの頃の方が居眠り運転で何度か死にかけましたw


その、学生実習についてまとめているのですが、
また別のブログを使って作成しています。

仕事場からでも見ることが出来ますし、
いちいち指導の手引書を開いてみる事も無くなりますので、
便利かな？とか思って作成しています。

しかも、自分の薬局なりの指導資料や指導方法、考えを晒す事で
全国の指導薬剤師さんや薬学生からコメントを頂いて
そうやって蓄積して行った物を皆で共有できれば
今度の学生実習に活用できるのではないのかな？とも考えています。

あらかた作り終わった段階でまた紹介しますので
皆さんよろしくお願いします。

今日で年内の仕事は終了です。
みなさまお疲れさまでした。

今年は例年になく、患者さんが分散してくれたおかげで
年末の最終日に怒濤の激務にならなくて済みました。

なんか拍子抜けしたような、良かったような。

明日からは正月休みです。
特段予定はありません。

しっかり疲れを取り他とは思うのですが、
なんやかんやとやる事が山積みでして、
内職が忙しくなりそうです。

さて、話を戻します。
今回からは「薬剤師とは何なのか？」について書こうと思います。


古来より日本はその地理的な影響により
東洋医学の流れを受けておりました。

東洋では薬が医療の中心であったので
医師と薬剤師の区別という物はほぼありませんでした。

一方、西洋では1240年頃フリードリヒ2世によって
医師が薬局を持つことを禁止した法令が交付されました。
これが医薬分業と薬剤師の起源であるといわれています。

この法令によって処方と調剤を分離し、
フリードリヒ2世自身の暗殺を防止することが目的
だったという説が有力だそうです。

そして今日、この西洋的な医薬分業が発展して
現在に至っているという訳です。

今のご時世、王様の暗殺計画なんて物はまず有りませんが、
医師の処方と薬剤師による調剤を分離する事については
さまざまなメリットが有ります。


続きは次回に。
すいません、ちょっと風邪気味なので早めに寝ます。

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