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時が経つのは早いもので、もう3月ですね。
来年度から薬学部の学生実習が始まるのですが、
その期間はなんと2.5ヶ月であります。

その実習の指導内容はモデルコアカリキュラムというもので
規定されているんですが、その内容も膨大なものになっています。

クマは学生実習の担当指導薬剤師ですので、
ちょっと気が重たいです。

がしかし、
せっかく実習に来る学生に落胆はさせたくないので。
ちょっとずつですが、指導内容をまとめています。

こちら↓
薬局薬剤師のための薬局実務実習モデル・コアカリキュラムまとめ

クマの実習担当時期は9月からなので、
それに間に合わせるようになんとかやっていますが、
なにぶん普段の生活で疲れ果てる事もおおいのでなかなか進みません。

とりあえず頑張って行きます。

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今回はグリコーゲンです。

グリコーゲンって何?って感じですが、
グリコーゲンはブドウ糖がそれはもうかなり枝分かれして
結合したものでして、動物の貯蔵多糖として知られています。

要するにブドウ糖をグリコーゲンという形に変換して
体内に貯蔵しているという事です。

皆さんが食事をして、最終的にブドウ糖に変換された食べ物は
一旦血液中に入っていろんな所で使われるのですが、
このブドウ糖が余った場合、このグリコーゲンに変換して貯蔵します。
その仕事はおもに肝臓がやっています。

このグリコーゲンは一時的な貯蔵をするのに非常に便利な構造をしています。
ですので、貯蔵されたものを取り出すのも結構簡単に出来ちゃいます。
即効性がある貯蔵の形態だと言えます。

これと相反するのが脂肪の蓄積です。
これは一旦貯蔵されると消費するのになかなかの力が必要になります。

さて、ではその貯蔵先はどこか。
メインは肝臓と骨格筋です。何となく分かりますよね。
この肝臓と骨格筋は非常にエネルギーを必要とする組織ですので、
貯蔵しておくには都合がいい場所なのです。


次回はセルロースです。

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今回はデンプン(アミロース・アミロペクチン)についてです。

デンプンは皆さんもうおなじみの多糖類ですね。
片栗粉とかジャガイモを切った時に付くあの白い奴です。
ちなみにトウモロコシから取り出されたデンプンは
コーンスターチっていいます。

さて、このデンプンはその構造からアミロースとアミロペクチン
に分ける事が出来ます。

デンプンの構造はグルコースが基本構造なのですが、
このグルコースが直鎖状に繋がったものがアミロース。
枝分かれしている構造を持つものをアミロペクチンといいます。

この性質を理解するのに身近なものをあげますと、お米がそうです。

うるち米のデンプンはアミロース(全デンプンの15〜25%)と
アミロペクチン(全デンプンの75〜85%)の両方を含んでいますが、
もち米はアミロペクチンのみ(100%近く)で
アミロースがほとんど含まれていませんから炊くと粘り気が強く、お餅になるのです。

デンプンの消化は体内であらゆる消化酵素の作用を受けて
最終的にブドウ糖まで完全に分解されて血中に入って行きます。


次回はグリコーゲンについてです。

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