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先日、薬局でお薬を渡し終わった後に
患者さんとこんな話になりました。78歳女性の方です。

( ゚Д゚)「あたしね、体温が低いの」

(´(・)`)「ほほう、時々いますよね」

( ゚Д゚)「でね、テレビで見たんだけど、
    体温が高い方が良いって言うじゃない?」

(´(・)`)「そんなのやってましたね」

( ゚Д゚)「なんか酵素の働きが良くなるとかなんとか」

(´(・)`)「そうですね。体温が高い方が酵素活性が高いでしょうね」

( ゚Д゚)「なんか体温を上げる薬とか食事とかない?」

(´(・)`)「え?上げる気ですか?体温」

( ゚Д゚)「ない?」

(´(・)`)「そうですねぇ〜・・・」



テレビの影響力と言うのはすごいもので、
ありとあらゆる情報がドカスカ垂れ流されています。

その溢れる情報の中で、
一般の視聴者が情報の取捨選択を
きちんと出来るかと言えばまず無理でしょう。

医療や健康に関する番組も、
とりあえず差し障りの無い説明とか解説がされていますが、
本当に重要なのは言ってなかったり、ポイントがずれていたりします。
ま。テレビや新聞なんて8割方嘘だと思ってるぐらいが丁度いいでしょうね。


さて、そんなこんなでテレビを見て
自分の体温を上げたいと考えた患者さんに
クマはどういう対処をしたのでしょうか?

次回のお楽しみです。

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お待たせしました。
クマ流秘密の特効処方を紹介します。


用意するもの

・尿素
・グリセリン
・ローションを小分けする容器(100均のもので可)
・きれいに洗った500mlのペットボトル(フタも必要)
・このローションであかぎれが治るんだと信じる心


さて、では早速細かい説明をしましょう。


作業工程

1、きれいに洗って十分乾かした500mlのペットボトルを用意します。

2、このペットボトルに尿素を200g入れます。

  (漏斗みたいな物で入れるとラクチンです。
   尿素は吸湿してよく塊になりやすいので
   しっかり砕いてから入れましょう)

3、尿素200gが入ったペットボトルにグリセリンを入れて
  ペットボトルの7割〜8割ぐらいまで満たします。

4、ここでペットボトルのフタをして、よく振ります。

5、ある程度尿素とグリセリンがまんべんなく混合できたら
  ペットボトルのフタを開けてさらにグリセリンを投入。
  ほぼ満タンになるまで追加します。

6、あとは2日間ほど時々振り混ぜてやって、
  尿素を完全に限界まで溶かしてください。
  保存は特に冷所保存でなくても構いません。

  (限界まで溶かしても、底の方に尿素の溶け残りが
   あると思いますがそれは気にしなくていいです。
   むしろ、溶け残るぐらいの尿素を入れてるので)

7、限界まで尿素を溶かす事が出来たら、
  100均の小分け容器にそれぞれ取り分けてください。

8、以上で完成です。風呂上がりなど
  ひび割れがひどいところに塗ってください。



注意事項

尿素自体は特に直接触ったからといって有害ではありません。
その辺はご安心ください。

しかしながら、この製法で作成した尿素ローションは
およそ20%以上の濃度を保っているはずです。
市販には絶対にない高濃度の尿素ローションです。

ですので、万一塗ってみた時に以上を感じたり、
かゆいとか、被れるとか、赤くなるという事があれば
即刻やめて、洗い流してください。

また、グリセリンに尿素を溶かすというのは
結構溶けにくいかと思います。

グリセリン自体の粘度が高いので
撹拌するにも思うように出来ないと思います。
時間をかけてゆっくりで良いですので撹拌してください。

ちなみに、尿素が液体へ溶解する際には熱を奪って溶けて行きます。
溶解が吸熱なのです。尿素が溶けて行く時にペットボトルを触ると、
だんだん冷たくなるはずです。

ですので、グリセリンをある程度温めてから投入すると
もっと簡単に溶けやすくなると思います。


参考データ
化学が好きな人だけ読んでくれればいいとおもいます。

尿素の水への重量溶解度は以下の通り

0℃:40.0%
10℃:45.7%
20℃:51.9% (w/w%)

グリセリンに尿素がどれだけ溶けるかといった
具体的なデータがないので、この数値から予測します。

0℃:40.0%から、
水100gが0℃の時に尿素は40g溶けるという事なので、
溶液の%濃度としては、

水100g+尿素40g=140g・・・溶液全体の質量
尿素40g・・・溶質の質量

よって、
0℃における尿素の飽和水溶液質量%は、28.5%となります。

このことから、500mlのペットボトルに尿素の飽和水溶液を作る場合
必要な尿素の量は、142.5g必要だという事が分かります。

また、温度は0℃を基準としているので、
室温で考えればもうちょっと溶解度が上がるとも考えられます。

さらに、以上は「水溶液」として作成する場合の話なので、
これを「グリセリン溶媒」とした場合は、
尿素の溶解度がさらに低下すると考えられます。

よって、導きだされた尿素の必要十分量は最低200gあれば十分。
ということになるのです。


以上です。

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今年も、もう師走です。
ひと雨ごとに空気が乾燥して気温が下がって来ています。

クマの住んでいる地域でも今日は雨です。
昼間も太陽が厚い雲に遮られて気温が上がりません。
底冷えするような感じです。

さて、こんな季節には皮膚が乾燥して
アカギレひび割れをよく起こします。
かかとがひび割れて痛くなるのもこの季節です。

特に女性は水仕事が多いので
手荒れなどはかなりひどくなります。

そこで、よく使われるのは、
ハンドクリームなどですよね。

そのハンドクリームにもいろいろ種類があって
含まれている成分がそれぞれ違います。

よく含まれているのが、

・尿素
・ビタミンE


などですが、一般的に見て
尿素を含むクリームが大多数を占めています。

でも、こういったハンドクリームを
使った事がある方なら経験あると思いますが、

あまり効かない

という声が多いです。
これを言われると、他のを薦めるにしても
もう結構高額な商品しか残らなくなってしまいます。

それも効かないとなると、
もう市販薬ではどうにもなりません。

そこで、クマ流秘密の特効処方があります。
過去、この作り方を教えて、
実際患者さんに材料を購入して頂いて
使ってみてもらった事があるんですが、

( ゚Д゚)「過去2年以上かかとのひび割れで困ってたのが
    すっかり治ったわ!」


と言って下さいました。
我ながら良く効く処方だと思います。

そのレシピは・・・




次回公開です!(*_ _)人


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