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今回は四炭糖(テトロース)についてです。

四炭糖には以下のものがあります。

・エリトルロース
・エリトロース
・トレオース


エリトルロースは身近なところで目にしています。
皆さんはリンゴを剥いたらだんだん褐色になっているのは御存知ですよね。
このエリトルロースこそが、その褐色になる原因なのです。

この褐色になる性質を利用して以前も紹介した
人工日焼けをさせるものとしても使用される事があるようです。


次に、エリトロースは生体内で重要な代謝産物ですが、
これを還元して得られる物質がありまして、
その名をエリトリトール (またはエリスリトール)といいます。

これ、聞いた事ありませんか?
そう、ほとんどカロリーがない甘味料として
清涼飲料水や食品に添加されているんです。


トレオースについては・・・特に何もありません。
大学の化学ではよく出てくるんですけどね。異性体とかで。


次回は五炭糖(ペントース)です。

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今回は糖というものの基本構造である、

単糖類

について紹介したいと思います。

単糖にはいくつかの種類がありますが、
その分類としてよく使われるのが、炭素数による分類です。

これは、その単糖を構成している元素において、
「炭素」が何個含まれているのか?というものに視点をおいた分類方法です。

これに従って分類すると、

・三炭糖(トリオース)トリはtri-で"3の"という接頭語
・四炭糖(テトロース)tetr-は"4の"
・五炭糖(ペントース)pent-は"5の"
・六炭糖(ヘキソース)hex-は"6の"
・七炭糖(ヘプトース)hept-は"7の"


という風に分ける事が出来ます。
それぞれの分類にどういったものがあるのか?ですが、
今回は三炭糖(トリオース)を見て行きます。

三炭糖には今の所以下の2種しか存在しません。

・ジヒドロキシアセトン
・グリセルアルデヒド


なんだか妙に化学化学した名前の物質ですが、
これらは人間の生体内において必要な物質であります。

ジヒドロキシアセトンは
「サトウキビ」や「テンサイ(砂糖大根)」から精製されるのですが、
面白い使い方としては、人工的に日焼けをさせる薬品として使えるというものがあります。

人工日焼けと言っても、メラニンを生成させる作用を持っているのではなくて、
皮膚の組織とジヒドロキシアセトンが反応して茶色い色素に変化するだけの事です。

また、グリセルアルデヒドはあらゆる生命体が生きて行く上で代謝を行う際に必ず産生する
代謝中間体であります。ある意味、生命の基本物質ともいえるものです。


次回は四炭糖についてです。

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皆さんは普段、砂糖をよく使うと思います。
この砂糖、化学で扱う場合は「ショ糖」と言います。
このショ糖の構造は「果糖」「ブドウ糖」から構成されています。

このように糖類というものは何種類かの基本的な糖(単糖)で構成されています。
これら単糖がどれだけ連なっているかでその化学的な性質がかなり違います。

今回から数回に分けて
ためになる糖類の話を紹介していきたいと思います。

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