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さて、今回は、メタンフェタミンの兄弟分である
アンフェタミンについて紹介します。

構造式は以下。


これも相当簡単な構造式です。
このアンフェタミンは前回紹介したメタンフェタミンよりも厄介な代物です。

何が厄介かと言いますと、

薬物耐性と依存症の形成が早い

のが特徴です。あくまでもメタンフェタミンと比べて。ですが。
まあ、どちらも覚せい剤取締法で規制されている医薬品です。

臨床現場で使われる医薬品は主に、このアンフェタミンです。
治療目的としては、

ADHD:注意欠陥・多動性障害
ナルコレプシー:急激に眠気が来て落ちてしまう


といった物に使われます。


このアンフェタミンは様々な医薬品や非合法ドラッグの
基本構造となっています。詳しい事は後述します。
一般的に裏社会で流通しているのはこのアンフェタミンです。


さて、次回はエフェドリンについて紹介します。


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今回から何回かに分けて、

非合法ドラッグと法規制のイタチごっこ

についてお話しようと思います。
今日は第1回、メタンフェタミンについて紹介します。


メタンフェタミンは覚醒剤として指定されている薬物です。
構造式は以下の通り。


どうでしょうか。
結構簡単な構造してますでしょ?

こんな簡単な薬品が人間を興奮状態にしたり、
幻覚や錯乱状態に陥れます。薬って不思議ですね。


このメタンフェタミン、戦時中などは

「疲れを取る」
「気分が高揚する」
「恐怖心が無くなる」


とかいうことで、特攻隊など、軍事的に幅広く使われていたそうです。
そして戦後、1951年、覚せい剤取締法が施行されるまで一般的に流通していました

商品名:ヒロポン
謳い文句は「疲労がポンと取れる!」


・・・小林製薬なみのド直球なネーミングです。


知り合いに過去3代に渡る歴史ある薬局の
薬剤師さんがおられるのですが、その人の話で、

「何十年か振りに家の倉を片付けていたら、
 ヒロポンが出てきてびっくりした。」

と言ってました。
速攻保健所に連絡して処分したそうです。
そんなに昔の話じゃないんですよね。1951年以前って。


次回はこのメタンフェタミンの兄弟分、
アンフェタミンについて紹介します。


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オンナ心くすぐる“魔法の錠剤”の危険な落とし穴 タイ製やせ薬服用の2人死亡
11月15日14時8分配信 産経新聞

現代人の悩みでもある「肥満
これが、ある薬を服用することで解決する・・。
そんな夢のような話はまずありません。

何年かに一度は上記の様なニュースが聞かれます。
外国製の本当かどうかも分からない医薬品を個人輸入で
服用して死亡してしまうという事件です。


私も何年か前に、友人が中国製のダイエット薬を服用してまして、
本人曰く「芸能人の○○も使ってるから大丈夫」とか言って服用してましたが、

運良く、その話をした1週間後にニュースで、
この薬に構造式を一部変換した未承認医薬品成分
入っていたとかで回収になっていました。

彼女はそれ以上服用する事はなく、代金も返金されたそうです。


・・もし、これが命に関わるような事になっていたら・・。



海外製のこういった効果をうたい文句にしている薬は
まず信用できません。くれぐれも騙されないようにしてください。


死にますよ。


芸能人が使っているとか、何の信用にも足りません。
そんなもの、仕事でお金もらってコメントしてるだけです。
鵜呑みにしちゃだめですよ。




次回からは、
どうしてこんな風に次から次へと医薬品まがいの物が
出てくるのかを分かりやすく解説して行きます。
都合上、数回に分けて解説して行きます。



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