クマの薬局での学生実習の方針としては、
「到達目標の項目を分散させないで一気にやってしまう」
ということで進めています。
内容的にはどうしても分散させなければならないものも有りますが、
基本的な説明や知っておいて欲しいこと、討議などの内容に関しては
一発でやりきってしまいます。
で、今週の予定していた内容が結構先週の内容と被っているので
あまり言うことが今週は有りません。
学生さんも薬局の雰囲気に慣れて来たみたいで、いい感じです。
今日は80代ぐらいの女性の患者さんが、
お迎え待ちで薬局でしばらくおられたので、
ここぞとばかりに学生さんに話し相手になってもらいました。
学生さんは昭和63年生まれぐらいなので、
大正生まれの人とあまり話すチャンスもないでしょうから
いい敬虔になったと思います。
学生との話に付き合ってくれたその常連さんも
「あまりにも若い人とは話すことなんてないわよ」
何て言いながらも、結構話が弾んでいました。
その時におっしゃってくれた
「若い人はがんばってね」
という言葉に学生さんもなにか感じ取ってくれればいいかなと思いました。
自分が年を取るということは、
若い世代に否応無しに任せなければならなくなります。
体力的にも年齢的にも世代交代は避けられません。
であるからこそ、若い力には期待しますし、後世を託すのだと思います。
その心があるからこそ、
「がんばって」という言葉が出てくるんでしょうね。
いつかこの学生達が自分を乗り越えて社会を担うようになれば
クマの指導薬剤師としての仕事は完了です。
[2回]
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